八王子市 川口東みんなの広場

行政だけではなしえない、地域の力、地域の繋がりによりできた公園。

公園を作ることが目的ではなく、その向こう側に地域の繋がりをつくるという、真の目的を設定しました。また、公園の脇を流れる河川との繋がりに着目。管理や安全性の問題などで、難色を示した役所に対し、対話を重ね、市民の想いと力で河川へのアプローチや飛び石の設置を実現しました。

平成21年度の東京都八王子市の市民との協働事業。町会長から、まちづくりの専門家として、相談役という立場での参加依頼を受ける。地域住民、市役所職員、地域の団体から構成された広場づくり委員会が発足。子ども向けのワークショップを開催し、多くの子ども達が参加。絵を描いてもらったり、模型をつくったり、夢いっぱいの意見、すごいアイディアがたくさんでてきました。ワークショップには子どもから大人まで多くの地域住民、学生ボランティア、市の職員、地域の児童館やデイサービスの職員の方々がボランティアとして参加してくれました。子どもがこのようなイベントに参加することは、一過性の楽しいイベントにとどまらず、自分たちの意見がまちづくりに反映されるという体験を通し、自らの地域に愛着を持ち、郷土愛をはぐくみます。これは、暮らしや環境を考える広義での住育活動の一環とも言えます。また、子どもが参加すると親も参加するという、相乗効果により、多くの地域住民が参加し、とても楽しく意味のある活動になります。

このプロジェクトを含む地域活動事例が、平成23年度(社)日本建築士会連合会 関東甲信越建築士会ブロック会青年建築士協議会 長野大会[テーマ:青年建築士と地域力] にて優秀賞を受賞しました。